みなさん、こんにちは。しゅうかです。
今回は「子どもの学習費」についてシェアしていきたいと思います。


この内容は、文部科学省が実施した「平成30年度 子供の学習費調査」の結果をもとに考察していきます。詳細は 文部科学省(子供の学習費調査)をご覧ください。





では、早速結果から見ていきましょう。 
FullSizeRender

① 学習費の合計(平均)


調査期間:平成30年(2018 年)4月から平成31年(2019 年)3月

保護者が1年間に支出した子供一人当たりの経費を、学校教育費・学校給食費及び学校外活動費に分けて調査しています。

集計対象者数:24,748人



【学費の平均額】

ここには、学校費・給食費・塾代・その他の習い事代・教材購入費など、学習に関わる金額が全て含まれています。


幼稚園 
公立:22万円、私立:53万円

小学校
公立:32万円、私立:160万円


中学校
公立:49万円、私立:140万円


高等学校
公立:46万円、私立:97万円



※詳しくはしたの画像をご覧ください。クリックで拡大されます。






② 子供一人を育てる学費


では、ここからはこの結果を読み取って、考察してみましょう。

まずは、子ども一人にかかる学習費がわかります。


【条件】

(1) 高校卒業までに必要な金額とします。

(2)下の4通りに分けて算出しました。
 ・全て公立学校に通わせた場合
 ・高校だけ私立の場合
 ・中学と高校は私立の場合
 ・全て私立の場合
  ※ 単位は(円)

(3) ここには、学校だけでなく習い事などにかかる費用も含まれます。
(4) 各学年ごとにかかった学習費(上記には記載していません)の結果から、幼稚園〜高校までにかかる学習費を算出しています。

(5) 幼稚園の無償化が始まり、私立でも公立相当の学費になりましたので、私立幼稚園は私立小学校に通わせる意思のある方という認識で算出しました。




③ 幼児から高校生までの学費平均


・全て公立に通わせた場合
 5,410,082 (約541万円)

・高校だけ私立に通わせた場合
 6,942,240(約694万円)

・中学と高校は私立に通わせた場合
 9,697,299(約970万円)

・全て私立に通わせた場合
 18,298,324(約1830万円)



ということが算出できました。
これ、大学の費用は含まれていませんので、ここに年間100万円以上の大学費用が入ると恐ろしい結果になります。




さらに、深堀しましょう!



④ 大学にかかる費用


これについても、学校案内やHPに記載されていますので、ある程度の金額はわかります。
あくまでも、私が関西の大学で調べた範囲の平均額ですので参考程度にご覧ください。



国公立大学
初年度にかかる費用は 82万円
2年目以降の費用は    54万円

私立大学の文系
初年度にかかる費用は 123万円
2年目以降の費用は   98万円

私立大学の理系
初年度にかかる費用は 163万円
2年目以降の費用は   98万円

私立大学の医歯薬系
初年度にかかる費用は 698万円
2年目以降の費用は    594万円



※これは、あくまで教育費であり、交通費や一人暮らしにかかる費用は含まれません。そのあたりは、個人によって額が違いすぎるので、今回は考慮しませんでした。


では、大詰めです!
大学卒業までにかかる費用を算出してみましょう。



・全て公立又は国公立に通った場合
 約785万円

・高校まで全て公立だが、大学のみ私立文系
 約958万円

・高校まで全て公立だが、大学のみ私立理系
 約1124万円

・高校だけ私立で大学は国公立
 約938万円

・高校まで全て私立だが、大学は国公立
 約2074万円



つまり!!

この調査では、全て公立で国公立大学に行った場合はもちろん学習費は少ないのですが、それを除くと、


「高校だけ私立に通わせて、手厚い教育を受け、国公立大学に合格する。」


というパターンが一番コスパが良いということが判明しました。
勿論、全て公立で国公立大学に合格できればコスパ最強ですが、そんな学生はほとんどいないのではないでしょうか。

多分、そういうすごい子は予備校に通っていたり、一年浪人しているはずですので、塾の費用だけでもすごいことになってそうですね。
それもあって、あえて全て公立で国公立大学に合格するというパターンは除外しておきました。

これで、あなたのご家庭の貯金額がいくらあれば良いのかがだいたいわかっていただけたかと思います。




⑤ まとめ


あくまでもこの学習費は平均であり、所得によって大きく変動するものではあります。

しかし、
よく、子供ひとりにかかる学習費は1000万円だとかいいますよね。あれは、あながち間違いではなかったことがわがりました。

※食費や消耗品費・衣服費など、子供ひとりを育て上げることを考えると、軽く2000万円以上はかかるでしょう。
 
今後、子育てに必要な学費がいくらになるのかを事前に把握することで、貯金や資産運用に本気に取り組めるようになるかと思います。一つの参考材料として、ご活用いただければ幸いです。

もっと具体的に知りたい方は、
詳細: 文部科学省(子供の学習費調査)