今回も、以前放送されていた「テストの花道」という番組を参考に「自分独自の観点」を磨く方法について、ご紹介したいと思います。
今回は文章を書くネタが思いつかないという方、文章が上手くかけないという方など、文章を書くことについて苦手意識を持っている方に向けての内容になります。
この記事を読んでいただくと、文章力がアップするネタの見つけ方がわかるようになります。
小論文や作文で悩む方はもちろん、ブログやYouTubeのネタ探しにも有効です。
では、いきましょう!

はじめに、みなさんの誤解を解いておきたいと思います。それは、小論文や作文のネタは探すものではなく、目の前にある!ということです。
では、自分独自の観点とはどのように身につけることができるのでしょうか?
その手助けになるのが、今から紹介する5つの観点です。どう話を広げていったら良いか分からないという方は、5つの観点を一度全て試してみてください。
観点① 立場
年齢や性別、立場などを変えて考える
観点② 時間
歴史を遡る観点から考える
観点③ 経験
自分の経験に照らし合わせて考える
観点④ 価値観
気づかなかった新しい活用法を考える
観点⑤ 環境
国や場所など変えたらどうなるかを考える
それでは、実際にこの5つの観点を使ってあるテーマについての意見や考えを述べてみて下さい。
つまり、●●高校だけの魅力にはなっていないということです。
では、どのように魅力を伝えていくのかというと、先述している「5つの観点」を盛り込めばよいだけです。
【独自の観点に改善た例】
① 立場
中学生からみた●●高校の魅力、高校生からみた●●大学の魅力だけを考えるのではなく、例えば男子は女子の目線で考えたり、すでに入学している学生の立場に立ってみたり、他にも先生の立場にたってみたり、近隣住民の立場で考えてみたりすると、ぐんと魅力は広がります。
・女子の立場
では、いきましょう!

① ネタは目の前にある!
はじめに、みなさんの誤解を解いておきたいと思います。それは、小論文や作文のネタは探すものではなく、目の前にある!ということです。
目の前のありふれた物事やありきたりのテーマであっても、その人独自の観点で意見を書くことができれば、読み手の評価もあがります。
それには、見方を変えることが重要です。
こういうと、ほとんどの方は
「自分にはそんな才能はないから…。」
と言うでしょう。
しかし、それも誤解です!!
もしかすると、独自の意見やアイデアは勝手に湧き上がってくるものだと思っていませんか?
そうではありません。
訓練によって鍛えていくものなのです。
つまり、
これからお話することを実践し、訓練していけば、誰でも「自分独自の観点」を身に付けられるということです。
② 5つの観点
では、自分独自の観点とはどのように身につけることができるのでしょうか?
この番組では、テーマを見渡し独自の考えや答えを導くためには比較したり関連付けをして、その性質を見極めることが大切だと言っています。
その手助けになるのが、今から紹介する5つの観点です。どう話を広げていったら良いか分からないという方は、5つの観点を一度全て試してみてください。
観点① 立場
年齢や性別、立場などを変えて考える
観点② 時間
歴史を遡る観点から考える
観点③ 経験
自分の経験に照らし合わせて考える
観点④ 価値観
気づかなかった新しい活用法を考える
観点⑤ 環境
国や場所など変えたらどうなるかを考える
③ 実践しよう
それでは、実際にこの5つの観点を使ってあるテーマについての意見や考えを述べてみて下さい。
テーマは「志望高校・大学の魅力」
これが伝えられるようになると、自己申告書や面接時に有利になることはもちろんのこと、先々の就職活動時にも生かせる考え方になります。
それでは志望校の魅力について、考えてみましょう。
※志望動機ではありませんのでご注意下さい。
【よくある例】
●●高校の魅力、それは文武両道を達成している学生が多いことです。学校見学に行った際、授業を見学させてもらいましたが、みなさん集中して先生の話を聞き問題に取り組んでいました。この学校では大半の生徒が部活動をしているそうで、成績トップ校にも関わらず文武両道できていることに驚きました。学業においても部活動においても、自分自身で目標を立て、それを達成できるように日々取り組んでいることが分かりました。また、学校行事にも力を入れているのでとても楽しい思い出ができます。忙しいからこそ学業・部活動・遊びに対してめりはりを付けることが出来るのだと思います。
…これ、そんなに魅力かなぁ…。
●●高校の魅力、それは文武両道を達成している学生が多いことです。学校見学に行った際、授業を見学させてもらいましたが、みなさん集中して先生の話を聞き問題に取り組んでいました。この学校では大半の生徒が部活動をしているそうで、成績トップ校にも関わらず文武両道できていることに驚きました。学業においても部活動においても、自分自身で目標を立て、それを達成できるように日々取り組んでいることが分かりました。また、学校行事にも力を入れているのでとても楽しい思い出ができます。忙しいからこそ学業・部活動・遊びに対してめりはりを付けることが出来るのだと思います。
…これ、そんなに魅力かなぁ…。
④ 解説しよう
上記のよくある例は、ほとんどの進学校にあてはまることではないでしょうか。つまり、●●高校だけの魅力にはなっていないということです。
では、どのように魅力を伝えていくのかというと、先述している「5つの観点」を盛り込めばよいだけです。
【独自の観点に改善た例】
① 立場
中学生からみた●●高校の魅力、高校生からみた●●大学の魅力だけを考えるのではなく、例えば男子は女子の目線で考えたり、すでに入学している学生の立場に立ってみたり、他にも先生の立場にたってみたり、近隣住民の立場で考えてみたりすると、ぐんと魅力は広がります。
・女子の立場
制服・学校内に清潔感がある(トイレなど)
・男子の立場
グラウンドが広い、設備が整っている
・先生の立場
・先生の立場
生徒のやる気、授業の時間数、夏休み中の過ごし方
・近隣住民の立場
・近隣住民の立場
部活動で頑張る声、挨拶できる生徒
② 時間
学校が何年目なのかを調べたり、校舎やグラウンド、体育館など至る所にその学校の歴史を感じることができるはずです。そこから、タイムマシンに乗って過去や未来へ行った先の様子を考えてみると良いと思います。
・私が入学すると●●期の学生になることから、
② 時間
学校が何年目なのかを調べたり、校舎やグラウンド、体育館など至る所にその学校の歴史を感じることができるはずです。そこから、タイムマシンに乗って過去や未来へ行った先の様子を考えてみると良いと思います。
・私が入学すると●●期の学生になることから、
長年の歴史がある。
・第一期の学校を考える
・昔はこうだったが、
・昔はこうだったが、
●●が人気になり●●学部が出来た。
・新設された●●コースで学ぶことで、
・新設された●●コースで学ぶことで、
未来はどうなるかを考える。
③ 経験
これが一番わかりやすい観点だと思います。過去の自分の経験から考える方法です。
・部活ばかりで学業を疎かにしてしまった経験
・先輩との思い出
・部活をやめてしまった経験
④ 価値観
気付かなかった新しい魅力について考えていくのですが、これは少し難易度があがります。
しかし、以下のように考えてみてはいかがでしょうか。
・スーパーサイエンスコースに興味があるが、
③ 経験
これが一番わかりやすい観点だと思います。過去の自分の経験から考える方法です。
・部活ばかりで学業を疎かにしてしまった経験
・先輩との思い出
・部活をやめてしまった経験
④ 価値観
気付かなかった新しい魅力について考えていくのですが、これは少し難易度があがります。
しかし、以下のように考えてみてはいかがでしょうか。
・スーパーサイエンスコースに興味があるが、
他の英語などコースの取り組みはどうだろう
・運動部に興味があるが、文化部の実績は?
・運動部に興味があるが、文化部の実績は?
・魅力ではなく、逆に欠点はあるだろうか
⑤ 環境
これは国や場所を変えて考えてみるということですが、これは一言でいうと「視野を広げて考えてみる」ということになります。
・全国的に見たら
⑤ 環境
これは国や場所を変えて考えてみるということですが、これは一言でいうと「視野を広げて考えてみる」ということになります。
・全国的に見たら
どれくらいの大学合格実績があるのか
・他の都道府県にも
この取り組みをしている学校はあるのか
・海外の大学への合格実績
・大学との連携(指定校推薦の数)や就職先の会社
このように「5つの観点」を意識するだけで、書くべき事があふれてきますよね。
どの情報について書くのかは、取捨選択してテーマに沿った内容で書きましょう。
ということで、みなさんも上記内容を活用して小論文・作文マスターになってください。
では、また。
・海外の大学への合格実績
・大学との連携(指定校推薦の数)や就職先の会社
このように「5つの観点」を意識するだけで、書くべき事があふれてきますよね。
どの情報について書くのかは、取捨選択してテーマに沿った内容で書きましょう。
ということで、みなさんも上記内容を活用して小論文・作文マスターになってください。
では、また。
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