2020年3月1日(日)



最後に、備える事を拒んでいるあなたへ
今年は閏年
今年はオリンピック年
今年は米中貿易戦争激化
今年は新型コロナウィルス流行
今年が始まってまだ2ヶ月足らずですが、沢山の濃い出来事がありますよね。
新型コロナウィルスの拡大防止策として、政府が小中学校に休校要請し、それに過剰に反応した国民がネットやメディアを通じてマスクの買い占め、トイレットペーパーの買い占め、ティッシュペーパーの買い占め、食料品や水まで買い始める始末。
それを報道するメディアに踊らされるように、また買いに走る人々…。
こういう現状を見て、私が思うことは、
何で備えておかなかったの?
ということです。
① 今すぐ備えよう
私は、東日本大震災が起こった2011年3月11日から変わりました。それまでは、正直備える事に対して「そんなことしなくても大丈夫。無駄になる。」と思っていました。
しかし、地震の恐ろしさを改めて知ってからは、怖くて仕方がありませんでした。
備えよう。
怖がっても仕方がありませんよね。
私は備えることから始めました。
みなさん、気がついて下さい。
メディアやネットニュースに踊らされているのは、事前に備えておかなかったからなんですよ。
② 2種類の備え方
では、実際に何をどのように備えるのか。備えには2種類あります。
- 1つは自宅での備蓄
- もう1つは非常持ち出し
どちらも必ず備えておくべきものですが、何からすれば良いのかわからない…という方は、まず備蓄品から備えておくことをオススメします。
ご存知の方も多いかもしれませんが、備蓄品では必ず3日分の水と食料と日用品を備えておくべきという鉄則があります。
これは、ライフラインの1つである電気の復旧が完了する期間や、支援物資が届くまでの期間を考慮して出されているものです。
※参考までに下の表をご参照下さい。

③ 備蓄品リスト
これを踏まえて、3日間生き抜くために最低限必要とされているものをご紹介します。(4人家族を想定しています。)
【災害時 常備品リスト】

④ 我が家の常備品
では、上記を踏まえて我が家ではどのような食料品を常備しているのかをご紹介します。

総額 : 約3700円
さらに、これを活用例した3日間のレシピもご紹介します。ちなみに、我が家では4日間無理なく過ごせるように常備しています。
【災害時 常備品の活用例】
1日目
朝 →パンのストック
昼 →冷蔵庫の中のもの(なければレトルト牛丼)
夜 →冷凍ごはん 冷凍食品
フリーズドライ味噌汁
おやつ →夏はストックのアイス、冬はチョコ
2日目
朝 →フルグラ
昼 →チキンラーメン
夜 →冷凍ごはん、レトルトカレー
フリーズドライ味噌汁
おやつ →ストックお菓子(なければ6Pチーズ)
3日目
朝 →フルグラ
昼 →チキンラーメン
夜 →パスタ、(あれば粉末のコーンスープ)
おやつ →ポテチ、野菜ジュース
4日目
朝 →缶詰フルーツ
昼 →チキンラーメンの残り
夜 →缶詰のお肉や魚
おやつ →飴、野菜ジュースあくまでもこれは我が家の備蓄品であり、正解ではありません。子供がフルグラを食べた事がなければ別のものに変える必要がありますし、サバ缶が苦手であれば別のレトルトや缶詰を用意しておくべきですよね。
当然、各家庭ごとに備蓄品は違ってきます。
この機会に是非ご検討ください。
⑤ 備える事の心得
最後に、備える事を拒んでいるあなたへ
その理由は、面倒くさいからですか?
それともお金がかかるからですか?
備えておいても災害がおこらなければ無駄になるじゃないか!とお思いですか?
私にとっては、備えた物を使わなかったということは、今年も平和に過ごせたという喜びの証なんです。
備蓄品や防災バッグの物を、年に2回ほど見直したり交換しながら思うこと、
それは、
使わずにすんでよかった
ということだけです。
無駄になれば、それは有り難いことなんです。
初期費用はかかりますが、一度備えてしまえばあとは飲食類・常備薬などを年に1回取り替える程度で済みます。思った以上に楽なんですよ。
だから、今から備えましょう。
そうすれば、例え今回のようにデマが流れて一時的に品薄になったとしても十分対応できます。
何よりも、備えることで日々の生活に安心を与えてくれます。
みなさん、是非自分や家族の身を守りましょう。
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